ダニから大切な家族を守りたくないですか?
ダニは健康に悪いと頭では分かっているけど・・
ダニを増やさないようにお部屋の掃除はどうすれば良いの?
ダニは目に見えないから無視しがちになってしまいますよね。
ダニが発生しやすい場所と掃除のポイントを抑えると効果的にダニを減らせます。
特に乳幼児はダニアレルギーを発症しやすいため親御さんが衛生管理を気をつけてくださいね。
例えば鼻水、鼻づまりの症状がいつも出ている場合は注意しましょう。
「ダニを増やさない意識」を持ちつつお部屋の掃除をおすすめします。
ここでは誰でも簡単にできるダニを増やさない掃除10のポイントを紹介していきます。
それでは早速みていきましょう。
第1ポイント:布団などの寝具
一般家庭で最もダニが多く注意したいのが布団などの寝具です。
布団などの掃除は大変ですよね。
その気持ちは分かりますが、健康を害して後悔しないように
お布団の掃除は次の6つのポイントを心がけましょう。
布団の天日干しでダニの駆除はできませんが、天日干しで布団の湿気を取り除いて乾燥させることができます。
ダニの餌となるカビの発生を予防できるので効果は大きいです。
布団乾燥機を使えばダニの駆除が可能です。
布団を乾燥させたあとは、布団を叩かずに布団クリーナーなどの掃除機をかけてダニの死がいやフンなどのアレルゲンを取り除きましょう。
第2ポイント: 畳
畳はフローリングと比べて畳のなかにダニが隠れられる空間があります。
畳のなかや裏側までは大がかりな掃除になるので難しいですよね。
毎日できる畳のお掃除は次の2つのポイントを心がけましょう。
畳に布団を敷きっぱなしにするのはダニが繁殖する原因になります。
畳の網目に沿ってゆっくり掃除機をかけると効果的です。
畳部屋で絶対にやってはいけないNG行為があります。
畳の上にカーペットや絨毯を敷くと畳の中に湿気が溜まりやすくなります。
カーペットなどで畳にフタをするイメージです。
さらにカーペットに落ちたホコリや食べかすなどのゴミがダニのエサとなります。
すると、知らないうちにダニ養殖場ができあがるのでご注意ください。
第3ポイント: フローリング
フローリングは畳よりダニが繁殖しません。
ダニ対策としてフローリングは畳より優れています。
だからといって掃除を怠るとたまったホコリからダニが発生することがあります。
フローリングのお掃除は次の2つのポイントを心がけましょう。
このようにフロアワイパーやフロアモップと掃除機を使い分けるとダニ対策になります。
なぜなら、フロアワイパーやモップは部屋の隅など掃除機では取り切れないホコリが取れるためです。
また、フローリングでやってはいけない行為があります。
畳ほどではないですが、ダニの養殖場となりやすいです。
どうしてもフローリングにカーペットや絨毯を敷く場合があると思います。
その場合はできるだけ毎日、掃除機がけを丁寧にゆっくりかけるように心がけてください。
第4ポイント: ソファ、座椅子
ソファや座椅子の溝の隙間にはホコリや食べカスが溜まりやすいです。
意識しないとあっという間にゴミとダニが増えるので定期的にお掃除しましょう。
ソファや座椅子のお掃除は次の2つのポイントを心がけましょう。
ソファや座椅子に掃除機をかける場合は布団クリーナーを利用してください。
床掃除に使用している掃除機と共用すると吸い込み口がとても汚れており不衛生だからです。
ダニ活でおすすめする布団クリーナーは次の記事でご覧いただけます。
第5ポイント: カーテン
カーテンやレースカーテンはカビます。結構すぐカビます。
カビはダニの餌にもなるのでカーテン類を清潔に保つことは大切です。
カーテンのお掃除は次の2つのポイントを心がけましょう。
カーテンにカビが発生する原因は、窓のカビが移るためです。
カーテンに生えたカビを落とすのって凄く大変なんです(泣)
カビが発生する前に定期的に洗濯する方が楽だったりします。
カーテンの洗い方について次の記事で紹介しています。
なんか部屋がカビ臭いと思ったときはカーテンをチェックしてみましょう。
第6ポイント: 窓
窓はカビます。結構すぐカビます。
窓についたホコリと結露があっという間にカビさせます。
窓のお掃除は次の1つのポイントを心がけましょう。
カビはダニの餌になるので窓を清潔に保つことは大切です。
窓のカビはカーテンに移りやすいです。
カーテンのカビ落としは大変なので、
窓拭きをこまめにやる方が100倍マシです。
なんか部屋がカビ臭いと思ったときはカーテンとあわせて窓のチェックをしてみましょう。
第7ポイント: 押し入れ
押し入れの中は換気が難しいので湿気やホコリが溜まりやすいです。
布団を押し入れに入れたままだとダニの温床になってしまいます。
押し入れのお掃除は次の4つのポイントを心がけましょう。
押し入れのカビ・ダニ対策としてスノコを敷くのはおススメです。
安く買えるので押し入れの中にスノコを敷いて定期的に扇風機で風を入れましょう。
押し入れのなかを換気できて湿度をコントロールできます。
また、押し入れの中は結構ホコリがたまります。
定期的に中身を出し入れして掃除機をかけるとカビ・ダニの発生を抑えられます。
第8ポイント: クローゼットなどの収納スペース
押し入れと同じで、収納スペースを普段から出し入れして掃除する人は少ないです。
クローゼットなどの収納スペースのお掃除は次の4つのポイントを心がけましょう。
クローゼットなどの収納スペースは換気しにくい作りになっていますよね。
せめて月に1回は中身を出して掃除するとダニの発生を抑えられます。
普段着ない服を久しぶりに見てみたらカビていた!
という経験はあなたもあるのではないでしょうか?
大切な洋服は意識して守りましょう。
第9ポイント: 下駄箱、靴箱
下駄箱や靴箱も換気しにくい場所です。放置ぎみになりやすいです。
気づいたときには普段履かない靴がカビていた!なんてことも。
下駄箱、靴箱などのお掃除は次の2つのポイントを心がけましょう。
キレイな玄関の方が帰ってきた時にホっとしませんか?
せめて月に1回は中身を出して掃除するとダニの発生を抑えられます。
意識して下駄箱に扇風機をかけて乾燥させましょう。
これだけでも大分違います。
第10ポイント: 寝室やリビングなどのお部屋
お部屋全体でダニを発生させない7つのポイントがあります。
換気は大切です。なるべく換気しましょう。
日中家を空ける方は全館換気システムを利用しましょう。
全館換気システムが無い場合、お風呂に換気扇がついているなら使用しましょう。
入浴後は換気扇を3~4時間は付けっぱなしにして湿気をとり除きましょう。
するとこのような声をいただきます。
全館換気システムもお風呂に換気扇も無りません。
このような場合はどうしたらよろしいでしょうか?
このような場合は台所の換気扇を使うと良いです。
台所に換気扇がついていないお家は滅多にありませんからね。
これらのお掃除を心がけても、どうしてもカビが発生するお家があります。
カビが発生するとダニも発生してしまいます。
原因は風の通りが悪く上手に換気できないお家の構造にあります。
対策として扇風機を上手に利用して風がお家の隅々に届くようにしましょう。
このようなお家はカビ・ダニに悩まされてお掃除ノイローゼになりかねません。
筆者は、子ども時代にこのようなアパートに住んでいました。
寝室は強烈なカビ臭さで掃除をしてもすぐカラフルなカビが壁に生えていたのを覚えています。
畳に目をやると肉眼でハッキリ見える肥え太ったダニが歩いているのです・・(これは本当にあった怖い話しです)
子ども心ながら記憶に刻まれて強く印象に残っています。
これが原因で体中に急性湿疹ができてしまい、それから20年ずっとアレルギーを抑える薬を処方されています。
悪いことは言いません。
あなたの大切な家族の大切な時間をストレスのかかる環境で過ごす必要はないのです。
早めに引っ越しの検討しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
沢山あって全部はなかなかできないかも・・
そんな声が聞こえてきそうです。
それではお部屋の中で人が最も長く過ごす場所を優先してお掃除しましょう。
最も優先したいお掃除ポイント、それは次の2か所です。
最優先は布団などの寝具です。
布団などの寝具はダニが最も発生しやすく一日の約1/3の時間を過ごします。
布団と体や顔が最も近くなるのでダニなどのアレルゲンを吸い込みやすいです。
ご家庭のなかでも一番気をつけたい所ですね。
次に優先したいのは畳やフローリングです。
ホコリやゴミがたまりやすく面積も広いので掃除機がけをしっかりやることでダニの発生を抑えられます。
掃除はもちろんですが、お部屋の換気を常に心掛けてください。
ここで紹介したお掃除は誰でも簡単にできるものです。
なかには面倒だと思うお掃除がありましたら、回数や頻度を少なくしてもOKです。
無理せずあなたのペースで定期的にお掃除することが大切です。
あなたもダニ活で、健やかな生活を送れるように一緒に頑張りましょう。
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