そのダニ対策は本当に効果がありますか？
ダニはアレルギーの原因として広く知られてきたことでダニ対策を心がける人が増えてきたのは良いことです。
ですが、あなたがやっているダニ対策は実は効果が無いものかもしれません。
間違ったことをやっていてもダニ対策はできません。
時間とお金をムダにしないためにも適切なダニ対策が必要です。
ここでは、効果の薄い間違ったダニ対策を5選を紹介します。
間違ったダニ対策5選
間違ったダニ対策を知ることで時間とお金のムダにしなくてすみます。
小さなお子さんがいるご家庭こそ、知っておいて欲しいと思いますので最後までお付き合いください。
ドライヤーでダニ対策・・のつもり
ドライヤーの熱を当てるだけでは時間がかかるし、そもそも表面にしか効果がありません。
時間と電気代のムダと言えるでしょう。
紫外線でダニ対策・・のつもり
ふとんクリーナーなどの製品に紫外線を照射する機能が付いていたりします。
しがし、紫外線でダニを駆除するには同じ個所を60秒以上照射しないとダニは死なないのです。
そんなことをしている間にダニは奥へ逃げていくことでしょう。
ダニアースを畳の中に噴射・・効いているつもり
昔からある有名なダニアースですが、次の使い方は効果が薄いのでおススメできません。
それは、畳の中に専用の針を刺してスプレーすること。
あなたは畳の中身がどうなっているか知っていますか？
畳の中は空洞ではないんですよ。
色々な種類の畳がありますが、基本は畳床というボードが入っています。
畳の真ん中に畳床というボードが入っているます。
もうお分かりですね？畳は密度が高い作りになっています。
畳にダニアースを刺してスプレーしても周囲2～５cm程度薬剤が広がれば良いほうでしょう。
つまり、ダニ退治の効果はほとんど期待できないことが伺えます。
ダニアースの薬剤自体はダニ駆除・対策の効果がありますので、直接畳にスプレーしたり、畳を裏返してスプレーする方が効果が見込めます。
コロコロでダニ対策・・のつもり
コロコロでダニはとれませんよ。
コロコロでは大きなゴミやホコリしかとれません。小さなゴミは取り切れないのです。
例えば、布団の縫い目の溝やカーペットや絨毯の毛の根本などはコロコロではとることが出来ないです。
コロコロを使う目的が、簡単な掃除ならやった方が良いです。目的がダニ対策ならコロコロは間違った対策といえます。
アルコールスプレーによるダニ対策・・のつもり
アルコールでスプレーするとダニを退治できる。という噂があります。
これは間違ったダニ対策なので気をつけましょう。
アルコールに浸せば短時間で退治することができますが、スプレーしたくらいじゃすぐ揮発（蒸発）してしまい効果はありません。
ダニの駆除が目的なら、ダニ駆除・予防効果のあるスプレーを使用することをおススメします。
アイロンでダニ対策・・のつもり
アイロンで布団や絨毯をかけても表面のダニは死にますが奥のダニは無傷です。
残念ですが時間がかかるわりに、布団や絨毯などの家具を傷めるだけです。
スチームなら使い方によってダニ対策と駆除が可能になります。
アイロンのスチームはダニ対策としても使える？
アイロンのスチームは100℃の蒸気が出るのでダニを即死させられます。
とはいっても、布団などの大型のものに使うのはおススメできません。
スチームで内部が湿ってしまいます。処理後にしっかり乾かしきれないとカビやダニがさらに繁殖してしまいます。
スチームは強力ですが、処理後に乾かしやすい比較的小型のものが適しています。
まとめ
ここまでの間違ったダニ対策をまとめます。
- ドライヤーでダニ退治はできない
- 紫外線でダニ退治はできない
- ダニアースを畳に刺してもダニ退治はできない
- アルコールスプレーでダニ退治はできない
- アイロンでダニ退治はできない
- アイロンのスチームなら物によってダニ退治に使える
いかがでしたか？
私もコレやっていた！というものがありましたでしょうか？
間違ったダニ対策を抑えたところで、今日から正しいダニ対策をすれば良いのです。
あなたもダニ活で、健やかな生活を送れるように一緒に頑張りましょう。
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