ダニのことなんて気にせずに気持ちの良い布団で寝たい。
- 布団で寝ていると細かい虫刺されができてカユイ
- 掃除しても全然ダニが減らない
- 虫刺されの原因がダニと診断されている
このような悩みについて書いていきます。
ウチは大丈夫。なんてことはありません。
ダニは目に見えないため放っておくと大切な家族がダニアレルギーを発症する可能性が高まります。
予防と対策をして健やかな生活を送りましょう。
ダニ駆除、ダニよけスプレーの前提
ダニスプレーは、ダニによる環境汚染に対して予防として使うものです。
すでにダニ刺されが酷い場合は、次のことが考えられます。
この場合は、いくらダニスプレーを吹きかけても改善が難しい場合があります。
なぜなら、スプレーは局所的で吹きかけた表面にしか効果が及ばないためです。
根本的な改善が必要となるため次の記事をご覧ください。
これらのお部屋の環境が整ったら、ダニスプレーの使い方について詳しく見ていきましょう。
ダニスプレーの正しい使い方
まずはあなたが困っていることを洗い出しましょう。
なぜなら、スプレーにより成分、使用用途が異なります。
あなたが、どこに?どのように?使いたいのかを知ることで正しいスプレー選びができるためです。
- 布団で寝ていると細かい虫刺されができてカユイ
- 掃除しても全然ダニが減らない
- 虫刺されの原因がダニと診断されている
- 衣類のダニ予防をしたい
- 肌に使える防虫スプレーを知りたい
- ランニングコストを安くしたい
- etc…
あなたの悩みを整理したところで、ダニスプレーの基本を紹介していきます。
ダニスプレーの成分の違い
ダニスプレーには主に2つのタイプがあります。
それは、天然成分(オーガニック)のものと殺虫成分ありのタイプです。
天然成分のダニよけスプレー
天然成分のダニよけスプレーの特徴には次のようなものがあります。
- ダニが嫌がる植物由来の天然成分が配合されている
- ダニ忌避作用により寄せ付けない、ダニを追い払う
- 小さな子どもがいても安心して使える
天然成分のおすすめダニよけスプレーを紹介したコチラの記事を併せてご覧ください。
殺虫成分ありのダニ駆除スプレー
殺虫成分ありのダニ駆除スプレーの特徴には次のようなものがあります。
- ダニを駆除(退治)する殺虫成分が配合されている
- ダニの増殖を抑える効果がある
- ダニ忌避作用により寄せ付けない、ダニを追い払う
天然成分のダニよけスプレーとの大きな違いはダニの駆除(退治)ができることですね。
すでにダニの被害が出ていて、お部屋や布団の掃除と併用して対策に使うと良いでしょう。
天然成分と殺虫成分を使用したスプレーの見分け方
大まかには製品ラベルに次のように記載されています。
心配なら製品ラベルに記載されている成分表を確認してみましょう。
- ピレスロイド系(フェノトリン、トランスフルトリン)
- N-(2-エチルヘキシル)-ビシクロ [2,2,1]-ヘプタ-5-エン-2,3-ジカルボキシイミド(MGK-264)
- オキサジアゾール系(メトキサジアゾン)
- トリフルオロメタンスルホンアミド系(アミドフルメト)
以上を注意すれば天然成分のスプレーを安心して選べますね。
ダニスプレーを使用したい目的によって選ぶ
あなたがスプレーを使ってやりたいことは何ですか?
- 寝ているときのダニ刺されを対策したい
- 直接肌にスプレーをかけて予防したい
- 部屋のダニが増えないように予防したい
これらのような目的によってダニスプレーを使い分けていきたいです。
ダニスプレーで対策したい場所に優先順位を決める
ダニスプレーはピンポイントでの駆除や予防に適しています。
次のようなダニが多く繁殖するところに優先して使いましょう。
- 敷布団などの寝具
- マットレス
- 枕
- 絨毯やカーペット
- 人形やクッション
- 布タイプのソファー
特に優先したいのはNo.1 , 2 , 3 の寝具類です。
1日の3分の1もの時間を布団のなかで過ごすため、ダニが最も増えやすいのも布団だからです。
小さなお子さんがいるご家庭の場合は、お子さんと接触の多いカーペットや絨毯、ぬいぐるみなどは天然成分を使うなど使用場所によって使い分ける工夫をすると良いですね。
ダブルサイズ敷布団の裏表に吹きかけた場合、ダニスプレー1本で布団4,5枚分は使えます。
ダニよけスプレーを使用した後はしっかり乾燥させます。
最後に布団クリーナーでダニの死がいを忘れずにキレイにしてください。
ダニスプレーの有効期間で選ぶ
ダニスプレーを有効期間で選ぶならおすすめは1か月以上効果が持続するものです。
なぜなら、頻繁にスプレーせずに済むためコスパが良くなるから。
使い方は、スプレーしてから3週間経った頃に次のスプレーをかけます。
これだと、スプレーの効果が落ちてきたところで再度スプレーして高いダニ予防の効果を続けられます。
ダニスプレーの間違った使い方
ダニアースで畳の内部のダニを駆除したい、アルコールでダニを駆除したいと考えている人は注意が必要です。
ダニアースで畳の中をスプレーしても意味がない?
ダニアースは畳に専用ノズルを刺してスプレーすることで畳の内部にいるダニを駆除するものです。
結論からいうと、畳に刺してスプレーしても広範囲に薬剤が広がらないです。
よくて半径5cm程度でしょうか。畳の表面に直接スプレーした方が効果が見込めます。
使い方としては、畳を裏返してキレイに掃除してから畳の裏側にスプレーをかけます。
ダニが嫌がってスプレーをかけていない表側に出てきます。
ダニが表に出てきたところをスプレーして一網打尽にした方が良いですね。
アルコールでダニの駆除は難しい?
アルコールでダニの駆除はなかなかムズかしいです。
アルコールは殺菌、消毒が得意です。
しかし、ダニを駆除するには大量のアルコールが必要で駆除するまでに時間がかかります。
即効性がないんですよね。
布団やマットレスなどの寝具、カーペットなどカビが発生しやすいのでダニのエサとなるカビ菌を駆除するために殺菌効果が高いアルコールを吹きかけるのは良いです。
まとめ
ここまでの記事をまとめます。
- 家庭の布団はダニアレルゲンの倉庫
- ダニよけスプレーは天然成分と殺虫成分の2種類がある
- スプレーは家庭の状況や目的に合わせて使い分ける
- 布団、マットレス、カーペット、絨毯、ぬいぐるみ
- 畳に専用ノズルを刺してスプレーするダニアースは効果が薄い
- アルコールでのダニの駆除はムズかしい
相手は目に見えないダニなので効率的に対策していきたいところです。
あなたも一緒にダニ活で、健やかな生活を心がけていきましょう。
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