乾燥する冬は加湿器が手放せない方も多いですよね。
そんな加湿器も使い方ひとつで健康に良くも悪くも影響してしまいます。
あなたは加湿器を使って次のように感じたことはありませんか?
- 冬なのにダニが増えている気がする
- 朝起きると窓が結露で濡れている
- 湿度計をみると高湿度になっている(80%以上)
この様な声は、たくさんの人から良く聞きます。
結露が窓にビッシリつくと取るのが大変なんですよね。
朝の忙しい時間は、結露を取ってられませんよね。
痛いほど分かります。
結露や湿度はダニが増える原因です。
加湿器の使い方ひとつで改善できる可能性があります。
ここでは、部屋ダニを発生させる加湿器の間違った使い方、簡単にできる正しい使い方をご紹介します。
この記事を読むことで、
早速みていきましょう。
間違った加湿器の使い方【3つ】のポイントを紹介
間違った加湿器の使い方をすると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
健康に悪い加湿器の使い方ってどういうこと?
と思われる方もたくさんいますので最初に説明したいと思います。
第1ポイント:いつも高湿度設定で使っている
加湿器のタイプによりますが、常に高湿度設定で使っていますか?
朝起きると布団がしっとり湿っている気がする。と感じたことありませんか?
なぜなら、湿度70%以上でダニのエサとなるカビが発生するためです。
さらに80%以上になるとあっという間に目にカビがでてくるため要注意。
ヒトが快適に健康的にすごせる湿度は50~60%程度を維持するのがおすすめです。
そもそもダニはどんな環境で繁殖するのでしょうか?
ダニが繁殖しやすい環境は?
温度20~30℃(特に25~28℃)、湿度60~80%でダニは活発に動くようになります。
湿度60%前後の室内ではコナダニやニクダニは繁殖できません。
しかし、ヒョウヒダニは空気中の水分を吸収する能力に優れ、湿度60%前後でも繁殖できます。
つまり、ダニは湿度50%代に抑えると繁殖できなくなります。
寝室の湿度も約50%で快適な睡眠が可能になると言われています。
冬の乾燥したお部屋の湿度は約40%程度になります。
湿度40%では風邪や肌荒れ、手のヒビ割れなどの原因となってしまいますね。
解決方法はこの記事の後半で紹介しています。
第2ポイント:そもそも間違った加湿器を使っている
周囲を濡らす加湿器はおすすめしません。
あなたが使っている加湿器は、本当に大丈夫ですか?
特に初めての加湿器を使っているときに失敗するパターンが多いようです。
私の生の失敗談を少々ご紹介します。
今でも販売されていますがV○C○Sのスチーム式加湿器を使っていました。
タンクに水と塩を入れて、コンセントを刺すと勝手に動き出します。
塩の量で蒸気の調節がされるので、少し入れすぎるとヤカンでガンガンお湯を沸かすより激しく大量の蒸気を吹き出しました。
タイマー機能もないため、一度セットしたら水が無くなるかコンセントを抜くまで止まりません。
朝起きると布団どころか部屋中がしっとりしていました。
このように間違った加湿器を選んでしまうとダニの発生原因になります。
もちろん全てのスチーム式加湿器がダメということではありません。
最近の製品は湿度自動調整機能があり使いやすくなっています。
ですが、湿度自動調整機能はあくまで部屋の空間の湿度を計測しているにすぎません。
スチーム式の加湿器から吹き出す蒸気の粒子は大きく周囲を濡らしやすいと心に留めてください。
窓や壁の近くに置く場合は距離を空けて置くようにしましょう。
これがカビやダニの原因となりやすいので、ダニ活としてはスチーム式加湿器はおすすめしません。
加湿器を使いたくない場合はどしたら良いですか?
なかにはこのように考える方もいらっしゃいます。
加湿器を使わなくても加湿する方法を紹介していますので参考になると思います。
第3ポイント:長時間使いっぱなし
1回使ったら水が無くなるまで加湿していますか?
加湿器をスタミナ重視で選ぶと長時間使える加湿器に魅力を感じますね。
気持ちは分かります。
ですが、これを使えるのは適切に湿度コントロールをご自身でできる方に限定されます。
多くの人はついついそのまま使い続けるので知らぬ間に湿度が上がる原因になることも。
次から誰でも簡単にできる上手な加湿器の使い方を紹介していきます。
正しい加湿器の使い方【3つ】のポイントを紹介
結論は上手な湿度コントロールスキルを身につけることです。
なぜなら、湿度コントロールを制する者はダニの発生を抑えることができるからです。
ダニだけではなくカビの発生も抑えられます。
当たり前だけど忘れがちなことを注意するだけで大丈夫!
具体的にどうするのか見ていきましょう。
第1ポイント:加湿器は壁や物から離す
加湿器が邪魔だからといって壁などの近くに置いて使っていませんか?
とても分かります。意外と邪魔になるんですよね。
このままだと近くのものがカビてダニが増える原因になってしまいます。
加湿器の種類によって異なりますが説明書に書かれている距離は離しましょう。
人が良く通る動線から外れた場所に置く
これで壁や棚、カーテンなどが湿りません。
第2ポイント:加湿器を止めるタイミングを決めておく
生活していると必ず湿度があがるタイミングがあります。
次のようなタイミングでは加湿器の電源をオフにしておくと加湿のしすぎを防げますね。
- 料理中
- 洗濯物の室内干し
- お風呂を沸かしている
このような時は意識して加湿器の電源をオフにしましょう。
第3ポイント:タイマーを使う
加湿器は一度つけると、長時間使いがちになってしまいます。
ついつい忘れちゃうというあなたを助けてくれるのが「切タイマー」です。
特に夜の就寝中のあいだは体からでる汗などの蒸気や呼気で湿度が上がりやすいため、
切タイマーで自動オフさせて加湿のしすぎを予防しましょう。
また、朝方は気温が下がることで逆に寝室の湿度が上がりやすくなります。
朝方は加湿器を止めましょう。
加湿器やエアコンの使用中に気をつけたいこと
加湿器、エアコンの暖房を使用中でも換気をしましょう。
注意したいのは換気のときにエアコンを止めないことです。
エアコンを止めてしまうと電気代が余計にかかってしまうので注意しましょう。
次のリンク先でダイキン工業が詳しく紹介しています。
上手な換気の方法 | 空気とくらし | 空気で答えを出す会社 | ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
最後に
いかがでしたか?
今回、加湿器の間違った使い方と正しい使い方について解説してきました。
部屋ダニを増やさないためには加湿のしすぎを注意することで防げます。
十分注意していても結露ができてしまう場合があります。
その時は、サッとふき取ることでカビの発生を防ぎ清潔に保てます。
ダニ活では、おすすめ加湿器を紹介しています。良かったらご覧ください。
あなたもダニ活で、健やかな生活を送れるように一緒に頑張りましょう。
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